皆さんは「釣り」をやった事がありますか?
海の近くに住んでいる人であれば経験した事のある人は増えそうですが、内陸に住んでいる人だと未経験の人も多いんじゃないでしょうか。
釣りの経験がないと、そもそも何をどうして良いか分からなくて興味があっても始められないという事も多いでしょうし、釣り経験があったとしてもいざ自分で始めるとなると分からない事だらけですよね。
実は自分も最近釣りを始めまして、まずは始めるにあたって用意するべきものを調べるのに一苦労しました。
そこで今回は、自分と同じような初心者が釣りを始めるにあたって揃えるべき道具とは何か、そしてその費用について説明して行きたいと思います。
初心者の自分が色々と調べて実際に揃えて得た経験を是非活用して頂ければと思います。
釣り具屋orネットショップ
まずは「何を買うか」以前に「どこで買うか」について。
釣り具を買える店は大まかに言って以下の3パターンに分類されると思います。
- 釣り具専門店(実店舗)
- ホームセンター(実店舗)
- ネットショップ(Amazonなど)
実店舗とネット販売を併用している店も多いのですが、どこで買うかと考えた場合に重要となるのは「釣り場近くの実店舗」か「ネットショップ」の選択です。
地域性の小さい(ほぼない)ものはネットショップで安く入手
地域性の小さいものとは、釣り竿やリール、クーラーバックといった、釣りをする上での基本的な道具の事ですね。
日本全国(なんなら全世界)で大差なく使われているような道具に関してはネットショップを駆使して安く手に入れるのが賢い選択だと思います。
もちろんケースバイケースではあるので、実店舗の方が安いような事もありえますから、実店舗も価格の比較対象には入れるべきですが、こういった基本的な道具に関してはどうしてもネットショップ(Amazonなど)が強くなりがちですね。
地域性の大きいものは当地の実店舗で入手
地域性の大きい物とは、仕掛けや(疑似)餌などです。
実際にその地域で釣れる仕掛けや(疑似)餌が何なのかというのは地域差が大きく、生きた情報を得られるという意味でも、その地域に根差した釣り具店で店員さんに相談しながら決めるのが一番です。
釣りは技術よりも情報がモノを言う側面が強く、どれだけ良い竿やリール、高いルアーや高度なロッドアクションを身に着けていたとしても、そもそも魚がいない事には釣れるものも釣れません。
逆に魚が沢山いる状況であれば技術面が劣っていてもしっかりとした釣果(釣りの成果)を得られるので、地元の釣具屋で情報を仕入れるのは釣りをする上で最も重要な立ち回りの一つと言えるでしょう。
当地の実店舗を応援する意味で
竿やリールなどはネットショップで揃えるのがお勧めと言いましたが、釣りを続けて行く上で地元の釣具屋は無くなると困る存在だと思います。
そういった点まで考えた場合、多少割高だったとしてもそういったお店の売上に貢献する事で長い目で見て自分にとってもメリットがあるとも言えます。
先ほども触れたように、当地の釣り情報を得る意味でも、釣り具屋さんとは仲良くしておいて損はないので、あえて実店舗で全てを揃えるという選択肢も大いにアリです。
とは言え、ネットショップの価格とあまりにも乖離が大きいと流石に二の足を踏んでしまうと思いますので、ネットショップとの価格差が自分で納得できる範囲内である場合の選択肢として考えておくと良いでしょう。
もちろんネットショップよりも実店舗の方が安い場合なら、断然実店舗での購入をお勧めします。
釣り具屋とホームセンター
釣り具を主に扱っている専門店とホームセンターの一角に釣り具コーナーがあるような店舗の場合、価格が同じであるのならやはり専門店で購入した方が後々の事(当地の釣り情報を得るなど)を考えると良いと思います。
しかしホームセンターであっても釣りに関して詳しい専属のスタッフの方がいるようなケースであれば、専門店に引けをとらない情報を得られる可能性もあります。
多くの場合で実店舗はネットショップと比較して価格面でのメリットは薄いケースが多い(当然ケースバイケースではありますが)事を考えると、色々と相談できるような店舗で購入する事を優先して選びたいですね。
絶対に必要なもの
釣りを始めるにあたって絶対に必要なものには以下のようなものがあります。
釣り竿
言うまでもありませんが、釣り竿が無ければ釣りは出来ません。
とは言え釣り竿は無数に存在していますから、何を選べば良いか皆目見当がつかないと思います。
自分も釣りを始めるにあたってまずはこの点を重点的に調べて行きました。
色んな人が思い思いに「初心者向けの釣り竿はコレだ!」というものを紹介してくれているので、むしろ良く分からなくなりがちです。
そんな中から情報を精査しつつ、個人的に選び抜いた初心者向けの釣り竿は以下のものです。
この二本は釣り具メーカー最大手の一つであるシマノの商品であり、多くの方が初心者向けに提案なさっている釣り竿です。
シマノはもう一つの大手釣り具メーカーであるダイワと並んで釣り具のトップシェアを争っている業界最大手メーカーですから、品質はもちろんサポート面でも安心感が違います。
両竿の違いは竿の構造、ルアーマチックが二分割した竿を繋げるスタイルであるのに対して、フリーゲームは振出竿といって、竿がタケノコ状に伸びる仕組みとなっています。
収納時の長さが振出竿タイプのフリーゲームの方が短いので、コンパクトさを優先した場合にはフリーゲーム、価格や組み立ての手間(二本を繋ぎ合わせるだけで良い)を考えた場合にはルアーマチックがお勧めとなります。
両方とも8.6フィート=約2.6メートルといった長さの、釣り竿としては比較的短い部類に入ります。
というのもこの釣り竿は基本的にルアー(疑似餌)を使った釣りを想定しているものなので、釣り竿によって小刻みな動きを付けやすいように短め(さらに軽め)に設計されているものなのです。
リール
これも想像しやすい釣りの必需品でしょう。
釣り糸を巻き取る道具です。
釣りにも色々な種類があるので、リールを必要としないものもありますが、とりあえずはオーソドックスなスタイルを前提として話を勧めます。
リールに関しても色々な種類があって迷う所ですが、自分自身が色々な情報を精査した結果として以下のリールを購入しました。
釣り竿と同様にシマノ製のリールです。
これに関しては色々と紹介しても迷わせるだけだと思いますので、とりあえずコレを買っとけば良し!というものを紹介します。
なぜこのリールをお勧めするかと言えば、まずは価格設定が程よい事。
他の釣り具にも言える事ですが、上を見ればキリがない世界なので、そこそこの値段でしっかりとしたクオリティーを得る事を第一に考えるべきです。
そういった意味では、もっと安いリールというものも沢山あるにはあるのですが、そういったものは結局の所「安物買いの銭失い」になりやすい事、さらには初心者ほどしっかりとした品質とサポートに期待できるメーカーの品を優先的に使うべきだといった理由から、有名メーカーのシマノ製であり、コストパフォーマンスに優れたこのリールを選択しました。
このリールは上位モデルでしか採用されていない機能をエントリーモデルの価格帯でも実現しているというお買い得感の強いモデルとなっており、様々な釣り情報サイトでも1万円以下で買えるリールの中でのファーストチョイスとして紹介される事も多い、玄人目線で見ても「使えるリール」といった評価を得ています。
2500という数字は簡単に言えばリールの大きさ(巻き取る効率や強さ)を意味しますが、様々な用途に使える丁度いいサイズとして2500~3000ぐらいが推奨される事が多いようです(ちなみにこの数字はシマノ製基準のもので、ダイワ製リールだと大雑把に言えば+500で同等のサイズとなる模様)。
さらに今回紹介しているモデルである「2500HG」というものはハイギア仕様といったもので、釣り糸を巻き取るスピードが通常モデルよりも早いタイプなのです。
様々な釣り情報サイトを読み漁った結論として、ハイギアである事にはさほどデメリットはなく、逆にメリットは大きいといったものであると判断して、自分自身このセドナ2500HGを購入するに至りました。
ちなみにリールに関しては巻き付ける糸の種類によっても異なる性質の商品が出ており、上級者アングラーが標準的に使って釣り糸であるPEラインという非常に細くて強靭な糸を使う事を前提とするなら、以下のタイプもおすすめです。
「2500S」のSとは「シャロウスプール」の事であり、要するに糸を巻き付ける部分の溝(スプール)が浅い(シャロウ)タイプのリールです。
PEラインという非常に細い糸を使う場合、初心者向けに推奨されているナイロン糸と比較して同じ長さを巻き付けても厚みが大きく異なります。
そうなると、溝が深い状態から糸がくるくると出て行く状態だと溝と糸の摩擦が大きくなって飛距離が出にくくなるという弊害が生じるんです。
そうならないように、溝の作り自体を浅くする事で、溝と糸の摩擦を緩和仕様というのがこのシャロウスプール仕様の目的です。
ただPEラインというのは極めて細く、初心者が扱うとトラブルの元にもなりやすいという事から、初心者にはナイロン糸が推奨されています。
そう考えた場合、やはり通常のスプールであるタイプを購入しておいた方が初心者にとっては望ましいと言えるでしょう。
さらに言えば、普通のタイプを購入してもPEラインを使う方法はありますから、シャロウスプールじゃないとPEラインが使えないというわけではないので、先々の事を考えてシャロウスプールで…といった心配は無用です。
といった理由から、基本的には最初に紹介した2500HGが初心者にはお勧めであると言えます。
ちなみにこの商品には糸が巻かれていないので別途巻く必要があるのですが、その点に関しては次の項目で説明します。
釣り糸(ライン)
釣り用語には大体のものを横文字に読み換えるという特徴があります。
なので糸の事をライン、砂浜の事をサーフ、釣り竿の事をロッドといった言い方をしたりするようです。
初心者の自分からすると逆に分かりづらいんじゃ?なんて思うのですが、そこには釣り人…いや、アングラーのこだわりがあるのでしょうね(笑)
釣り糸…もといラインにはいくつか種類がありますが、初心者にはとにかく扱いやすくて価格も安いナイロンラインが推奨されています。
自分も初心者としてナイロンラインから始めてみましたが、それでも一回だけ糸をこんがらがせて切断するような目にあいましたから、これがもっとトラブルが発生しやすいPEラインだと更に大変な事になっていそうだなと思っています。
少なくとも釣り具の扱いに慣れるまでは、ナイロンラインで釣りを楽しんだ方が建設的であるのは間違いないでしょう。
ナイロンラインは以下の商品がお勧めですが、最初はそれほど深く考えずに選んでも問題ないでしょう。
色は出来るだけ見えやすいものをお勧めします(黄色やピンク、4カラーズあたり)。
ただ注意点として、ラインをネットで購入した場合は基本的に自分でリールい巻き付けなければいけません。
それは中々難易度が高いので、ラインに関しては基本的に購入した際にサービスでリールへの巻き付けも行ってくれる実店舗(特に釣具屋)で購入する事をお勧めします。
もしネットで購入して自分一人で巻き付けるのであれば、以下のような道具を用意しましょう。
あるいは誰かに手伝ってもらって巻き付けるのであれば、特別な道具を使わなくても可能となるでしょう。
こちらのサイトなどを参考としつつ自分にとって最も簡単だと思える方法で実行しましょう。
しかし繰り返しになりますが、釣具屋で巻き付けてもらうのが一番簡単なので、ラインに関しては釣具屋で購入する事をお勧めします(大抵の場合はサービスで巻き付けてくれるようですが、一応確認しましょう)。
仕掛け&(疑似)餌
魚を釣り上げるためには釣針が無ければ始まりません。
そういった釣針があらかじめ装着されている、リールから出ているライン(道糸)に結びつけるだけ使える先っぽの糸&釣針の組み合わせを「仕掛け」と言います。
これに関してはどんな釣りをやりたいのかによって話が大きく変わって来ますし、その時期その土地で何が釣れるのかも大きく異なりますから、出来れば釣り場近くの釣具屋さんで相談して購入する事をお勧めします。
ただ一応、初心者向けとしておすすめされる事の多い「サビキ釣り」というもので使う仕掛けについてだけご紹介させて頂きます。
サビキ釣り
サビキ釣りとは、アミエビをばら撒いた状態の中に釣針を紛れ込ませる事で魚が餌と誤って食いつく事を狙った釣り方です。
針の大きさは狙う魚によって変わって来るので、やはり出来れば実店舗で相談しつつ購入した方が良いです。
※この商品は単品だと安価であるものの、Amazonだと最低購入数の縛りなどから一つだけ買うという事がむずかしい(むしろ割高となる)ので、コマセカゴに関しては実店舗での購入をおすすめ(釣り具が揃っている100円均一などでも手に入るところはある)
あみ姫は実店舗で冷凍のアミエビ(えさ)を購入するよりも割高ではあるものの、チューブ型であるメリットが大きいので初心者には非常にお勧めです。
サビキ釣りに関しては以下のサイトなどを参考としつつ勉強しましょう。
「サビキ釣り」を分かりやすく解説!わからない事がありましたらお近くのイシグロ店舗でお尋ね下さい!昭和27年創業。静岡・愛…
ジグサビキ釣り
ジグサビキとは疑似餌とサビキ仕掛けを使った釣り方。
通常のサビキ釣りと比較して餌が要らない分、釣果を上げる事がやや難しい(とは言え魚が沢山いる状態なら普通に釣れる)。
これに関しても狙う魚によって針のサイズが異なって来るので、出来れば実店舗で相談しながら決めたい所です。
水汲みバケツ
厳密にはこれが無くても釣りはできますが、無いと非常に困るので是非とも揃えておきたい道具です。
釣り初心者のイメージとしては釣った魚を入れて置くために必要なのかな?と思うと思いますが、もちろんそういった使い方も出来ます。
ただそれ以外にも、海から水を汲みあげて利用したい様々な場面で活用しますから、特に砂浜のような場所ではなく堤防などで釣りをする際には絶対に用意しておきたいものですね。
それこそ、ちょっと手を洗いたいような場面でも、水汲みバケツの有り無しで随分と変わって来ます。
安いものから高いものまで様々ですが、個人的にはこちらのバケツをお勧めします。
水汲みバケツとしてはそれなりに良いお値段がしますが、安い物はバケツとロープの結合部が脆かったり、ロープが使いづらかったりと色々と問題がある事も多いので、少しだけ値が張るとしても結局はこちらの方が満足度も高く長く使えてお得であるように思います。
実は自分もこのバケツを購入したんですが、自分にとっては二つ目の水汲みバケツなんです。
というのも、最初に購入した非常に安いタイプの(しかも小さい)水汲みバケツは三回目の仕様で見事にロープとバケツの結合部が壊れまして。
さすがにこれは運が悪かったというのが大きいのでしょうが、こんな事なら最初からケチらずちゃんとしたものを買っておけば良かった…と思ったのは言うまでもありません。
ちなみにサイズは、そこまで大きく違うわけでもないので大は小を兼ねるという事で21cm、色はお好きな色でどうぞ(ただ黒系は周りが薄暗いと中身が分かりにくくなる)。
あった方が良いもの
物理的にはここまで紹介してきた道具さえあれば釣りを始める事は可能ですが、実質的に無いと困るものや、あった方が良いものについてもご紹介します。
クーラー
クーラーは無くても釣りは出来ますが、やはり釣れた魚を持って帰る事を考えた場合にはあった方が良いですよね。
特に夏場は魚の痛みも早いので、クーラーで冷やした状態で持ち返らないと最悪食中毒の原因にもなりかねません。
クーラーは基本的に保冷性能が値段に比例していますから、より高い冷却性能を求めると高いクーラーばかりが視野に入ってしまいます。
とは言え初心者がとりあえず釣りを始める上でそこまで高いクーラーは必要ないと思います。
自分が買ったのはこちらのクーラーです。
程よいお値段と程よい保冷性能を備えた、初心者にとっては非常にお手頃なクーラーだと思います。
基本的には小さな魚しか釣る予定がない自分にとってはこれぐらいのサイズがあれば十分ですし、多少大きい(30cmぐらい)の魚が釣れてしまった時にも対応できるこのサイズが個人的にピッタリだと判断しました。
釣り用クーラーにする上で嬉しい水抜き機構がついており、氷水を作っておいて釣れた魚を底に入れて氷締めして持ち返る時には水を抜いて軽量化…といった使い方もできる点が嬉しいですね。
色は白と青の二色が用意されているので、お好きな方をどうぞ。
他のサイズも用意されているので、自分の用途にあったサイズを選択すると良いでしょう(ただし容量7Lのタイプは水抜き機構はなし)。
釣り初心者、あるいはそこまで高頻度に使わないようなアングラーならこれぐらいの性能で十分でしょうが、本格派になると以下のようなものを使うようになるらしいです。
自分も次にクーラーボックスを買う場合には、こういった本格的な保冷力を持った釣り用クーラーを買って見たいと思っています。
ナイフ
釣った魚を美味しく頂くためには、釣りあげて直ぐに絞める(即死させる)事が重要となります。
最初のうちは慣れない作業ですし、小さな魚に関しては氷締めという方法(氷水に入れて即死させる)をつかうのでナイフは必要ありませんが、ある程度の大きさの魚であれば確りと絞めて血抜きをした方が良いです。
その際に利用するナイフですが、これはやはり切れ味のよいものを使いたい所ですが、ナイフは上を見ればキリがないもの。
ですからとりあえずはリーズナブルでありながら一定の切れ味を提供してくれるこちらのような商品を使うのが良いでしょう。
大手釣り具メーカーであるダイワが販売しているナイフですが、お手頃価格のわりに切れ味が良いという事で評判です。
しかもユニークな安全機構となっており、ナイフ使用時に誤って刃が引っ込むような心配もない点が素晴らしいですね。
他にもこちらのような商品もあります。
商品名に「小出刃」とあるように、より出刃包丁に近いスタイルのナイフですね。
他にも少々お値段は張りますが、こんなナイフもあります。
こういった道具を揃えて行くのも、釣りの楽しみの一つですよね。
プライヤー
釣り上げた魚の口から針を抜き取る時にあると便利な道具です。
要するにペンチの事ですが、釣り用プライヤーは防水対策を取られている分だけ錆びにくいなどの特徴があります。
自分はこれのブラックレッドを購入しました。
使用感に不満はなく、非常に使いやすいプライヤーだと思います。
ただこれに関しては最初からそこそこ値の張るものを買わずとも、1000円程度の安めのものでも良いですし、ステンレス製であれば(錆びなければ)釣り用ではないプライヤー(ペンチ)でも構いません。
魚ハサミ
釣った魚を素手で触りたくない、むしろ危険で触れないといった場合に活躍するのが魚ハサミです。
これに関しては定番商品となっているこちらを選んでおけば良いでしょう。
サイズが一回り大きいタイプもありますが、どちらかと言えば小魚を釣る事を想定している場合ならこちらの方が便利です。
もちろん小魚だけではなくある程度の大きさの魚も掴めるので、これを持っていれば困る事はほとんどないでしょう。
実際に自分も30~40cm程度の魚であればこれで難なく掴めています。
魚グリップ
これは大きな魚を釣る機会がある人に限ってあると便利なものじゃないでしょうか?
魚の口をはさむことで持ち上げる道具ですね。
自分は魚クリップで事足りる程度のサイズしか釣った事がないので、この魚グリップはまだ入手していません。
良いモノはお値段も中々良いものになっているので、これは追々大きな魚を釣る機会が増えてからでも十分でしょう。
この商品よりももっと安いものもありますが、安いものの中には挟む力が弱いせいで魚を落としてしまうようなものもあるらしいので注意が必要です。
初心者が釣りを始めるまでに掛かった道具費用
ここまで紹介してきたもののうち、自分は最後の魚グリップ以外を購入しています(各項目一商品ずつ)。
その結果、釣りを始めるにあたって費やした金額の合計は…20,000円ちょっと!
この構成は初心者が釣りを始める最安値ではありませんが、ある程度ちゃんとした道具を揃えた場合の金額としては妥当なラインじゃないでしょうか。
この金額を安いと見るか高いと見るかは人それぞれですが、個人的には長く続けることが出来る(かもしれない)趣味の初期投資として2万円なら、それほど高くはないかな?というのが率直な感想です。
ちなみに今回はネットで安く買えるものはネットで買い、実店舗で買った方が良いものは実店舗で買うといったスタンスでこのお値段でしたから、すべてを実店舗で揃えるともうちょっと掛かると思います。
やはり仕掛けやラインなどは実店舗で購入するメリットが大きいのでそうするとして、それ以外のものはネットショッピングを駆使して出来るだけ安く済ませるようにするのが良いかも知れませんね。
他にも色々とあるけども…
今回紹介したもの以外にも、釣りをする上で持っていると便利な道具というのは色々と存在します。
しかしそういったものを最初から全部揃えて行くと、2万円どころではない金額が一気に財布から抜け落ちていく事に。
やはり最初は必要最小限かつ良質な道具構成で釣りを楽しんでみて、その上で必要なものを買い足していくというのが良いのではないでしょうか。
もちろん最初からバシッと揃えたいという人であれば、それはそれで結構だと思います。
ただやはり、釣りを覚えて上達して行くなかで徐々に道具も揃えて行く…その過程こそが一番の楽しみなのではないかと思いますので、焦らずゆっくりとアングラーとしての道を歩んで行くのが良いのではないでしょうか。
自分自身はそういったスタンスで釣りを楽しんで行きたいと思っています。