コロナウイルス予防対策はマスクをしない方が良い理由【マスクのリスク】

記事作成時点(2020/2/29)、新型コロナウイルスが猛威を振るっておりますが、皆さんは大丈夫でしょうか?

中国で発生したウイルスがついには日本まで飲み込んできている形ですが、ここまでのケースは自分自身の人生で初めての経験です(むしろ20世紀以降に国内でこういった騒動ってあったんでしょうか?)。

巷ではマスク不足が叫ばれている状況で、自分自身は幸い予め備蓄しておいたマスクがたまたまあったので良いものの、マスクが無くて不安な思いをしている方も多い事と思います。

しかし安心してください。

なぜならマスクは「付けない方が良い」と思うからです。

追記:当初と考えが多少変わって来ており、マスクを付けない方が良いとも言い切れない(どちらとも言えない)というのが正直な所となっております。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの名前は「2019-nCoV」です。

とは言ってもこれは仮の名前であり、正式名称は後々付けられるようですが。

そもそもコロナウイルスというもの自体は別段珍しい存在ではなく、一般的な風邪の原因になるウイルスの中にもコロナウイルスは含まれています。

しかしそんなコロナウイルスの中で稀に危険な毒性を持つものが生まれてしまうんです。

それが、2002年の「SARS」や、2012年の「MERS」ですね。

致死率でみた場合、「SARS」は10%、「MERS」35%にも及ぶ極めて危険なウイルスでしたが、それに比べると今回の新型コロナウイルスは致死率が2%程度となっており、過去の危険なコロナウイルスと比較すれば随分マシな数値となっています。

特に重症化したケースは高齢者や重い疾患持ちの人が多く、若くて健康な人がかかる分にはそこまで危険なウイルスではないというのが現状の認識です。

マスクの予防効果

マスクを着用する事で得られる予防効果はいかほどあるのでしょうか。

結論から言えば、マスクを着用する事で新型コロナウイルスの感染を予防できる可能性は極めて低いです。

というのも、一般的なマスクでは着用した時にどうしても顔とマスクの間に隙間が生じます。

ウイルスというものは非常に小さな粒子ですから、よほど綺麗にフィットさせたとしても細かな隙間から簡単に吸い込まれてしまいます。

「それでも付けないよりはマシでしょ?」

とお思いの方も多いと思いますが、実はそうでもないようです。

この本によると、一般的にドラッグストアなどで入手できる安価なマスクを着用している人のほとんどが着用時と非着用時で効果にほとんど違いがないとの事です。

たしかにしっかりとフィットさせる事が出来れば若干マシにはなるようですが、それでも若干マシなだけです。

藁にもすがりたい場合に着用するとしたら、それは実効的な効果を期待するよりも心の安寧を得るための精神安定剤のようなものとして活用すると考えた方が良さそうですね。

マスクはしない方が良い?

予防目的のマスク着用はあまり効果を期待できないと説明しましたが、むしろマスクを着用していた方が感染リスクが上がる可能性すらあります。

というのも、マスクを着用していると多くの人はマスクのズレを治す時などに顔を触る事になります。

そうすると、そういった行動(手で顔を触るなど)によってかえって感染リスクが高まるという皮肉な状況を巻き起こしてしまう可能性が危惧されるんです。

マスクを着用していなければ防げた感染がマスクを着用してしまっているがために発生してしまう可能性というものは、もっと真剣に考えるべき点だと思えてなりません。

追記:こういった点について、「マスクをしている事で直接鼻や口に触れる機会が減るのでマスクをする事による感染予防効果はしっかりと存在している」という見解もあります。たしかにそういった見方をすればマスクをするメリットはあるともいえるでしょう。ただ先述のように、マスクをしている事で余計に鼻や口付近に手を持っていく機会が増えるという側面もあるとは思いますので、正直何とも言い難い所がありますね。

マスクの拡散防止効果

予防効果はほぼ期待できないマスクですが、自分自身がウイルスに感染している状況で、それでも外出せざるを得ないような事があった場合には着用するべきであるのはたしかです。

これに関しても決して完璧に防げるわけではないので、極力そういった事にならない(感染した可能性が少しでもある場合は可能な限り外出しない)のが一番ですが、そこは会社や学校などの兼ね合いがありますから難しい所ですよね。

出来ればN95マスクのような密閉性の高いものを活用したい所ではありますが、これは長時間つけておくと息苦しい代物でもありますから、セキやクシャミがひどく無ければ一般的なマスクを着用して足早に移動する事を選択するのもアリでしょう。

こういった密閉性の高いマスクを付けるにしても、出来るだけ隙間ができないようにキッチリと着用する事が重要です。

どれだけ遮断性の高いマスクであったとしても、脇に隙間があるのでは簡単にウイルスが周りに拡散してしまいますので。

新型コロナウイルスとマスクの有効性まとめ

  • 新型コロナウイルス2019-nCoVは致死率から言えばそれほど恐れる必要はない
  • ただし高齢者や疾患を持つ方にとっては注意が必要である
  • マスクの予防効果は極めて限定的なので、予防目的であれば無理に着用する必要はない
  • むしろマスクを着用している事で感染リスクが高まる可能性もある
  • 追記:一方でマスクをしている事でやはり感染リスクを下げる事が出来る可能性もある
  • 自分自身が拡散元とならないために、感染後に止むを得ず外出する際はマスクの着用は効果が期待できる

マスク不足が叫ばれている現状ですが、予防目的のマスク着用は効果が薄いばかりかむしろ逆効果になる可能性すらあります。

もちろん精神衛生上は着用していた方が安心感があるのは確かですが、そこまで神経質にならなくても良い問題でもありますね。

重要なのは自分がウイルスの拡散元とならない事ですから、コロナウイルスの感染が疑われる場合は可能な限り自宅療養を心掛けたい所です。

通常の風邪ぐらいだと中々休めない職場だったとしても、流石に新型コロナウイルスに関しては休ませて貰える事でしょう。

仕方なく外出する際は、可能な限り密閉性の高いマスクを正しい着用法で活用する…我々に出来る事はこれぐらいのものです。

あとは何よりも体調管理を怠らず、ウイルスに負けない免疫力を備えて置く事、最終的にはそれに尽きますね。