新型コロナウイルスにおけるサイトカインストームとは?【使ってはいけない、飲んではいけない薬の種類】

新型コロナウイルスは基本的には年配の方ほど重篤化リスクが高いと言えますが、それ以外にも高血糖の頻発によるリスクも非常に高い事が分かって来ました。

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新型コロナウイルスCOVID-19

しかし中には高血糖とそれほど縁もなく、年齢もそこまで高くなく、基礎疾患もない人が重症化するケースもあります。

これに関してはサイトカインストームが大きく関係しているのではないかと言われています。

サイトカインストームとは?

サイトカインとは、細胞から分泌される小さな生理活性タンパク質の総称です。

あくまでも総称なので何か一つの物質を指す言葉ではなく、ざっくり表現するなら「細胞の働きに関与する小さなタンパク質いろいろ」の事ですね。

この小さなタンパク質は免疫細胞の活動においても重要な役割を果たしているのですが、何かの拍子(免疫の過剰反応など)によって想定をはるかに超える量のサイトカインが放出されてしまうと、酷い時には死にいたるほどのダメージを体に与えてしまうのだそうです。

その様がまさにサイトカインが体内で巻き起こす嵐のようである事から、サイトカインストームと呼ばれているとの事です。

サイトカイン自体が悪いものであるわけではなく、その量があまりにも増え過ぎる事が問題であるとの事です。

サイトカインを雨粒に例えるなら、通常の雨が田畑を潤すのに対して、台風のような暴風雨が土砂崩れを巻き起こして多くの被害を生み出すのと似たようなものでしょうか。

新型コロナウイルスとサイトカインストーム

新型コロナウイルスに関して、サイトカインストームを発生させてしまうリスクのある薬品として、NSAIDsが判明しています。

NSAIDsは非ステロイド性抗炎症薬とも呼ばれており、ステロイド系抗炎症薬と呼ばれる薬品に比べて副作用が少ない事によって使用が広がった、鎮痛剤や解熱剤に含まれている成分です。

NSAIDsに分類される解熱剤や鎮痛剤は以下のようなものがあります。

  • ロキソニン
  • ボルタレン
  • ポンタール
  • インダジン
  • ブレシン
  • セレコックス
  • アスピリン
  • イブプロフェン

この他にも、「NSAIDs」「NSAID」「非ステロイド性抗炎症薬」に分類される薬品が含まれている薬は例外なく服用してはいけません(もちろん座薬なども含めて)。

何れも有名な薬なので、普段から活用している人も少なくないんじゃないでしょうか?

特にロキソニンは鎮痛剤の代名詞のような存在でもありますから、薬局で手軽に買えてしまう事もあって家に常備しているという人も少なくないでしょうし。

安全と思われるのは「アセトアミノフェン」だけ

NSAIDsが危険である事はお分かり頂けたかと思いますが、とは言え何かしらの解熱剤・鎮痛剤が必要だという場合もあるでしょう。

そんな時はアセトアミノフェン(別名:パラセタモール)を服用するようにしてください。

アセトアミノフェンは新型コロナウイルス感染時にも現状唯一安全性が確保されていると見て良い解熱鎮痛薬です。

アセトアミノフェンの商品名としては以下のようなものがあります。

  • カロナール
  • コカール
  • アンヒバ座薬

注意点としては、アセトアミノフェンが含まれていても同時にNSAIDsに分類される薬品も使われているケースが多いので、そういったものに関しても使用してはいけません。

例えば、薬局などで手に入りやすいナロン錠などはアセトアミノフェンと共にエテンザミドと呼ばれるNSAIDs系薬品が使われていますので、新型コロナウイルス感染時に使うと危険です。

あくまでもアセトアミノフェン100%の薬のみを服用するようにしてください。

新型コロナ感染かどうか不明でもアセトアミノフェンを徹底

解熱剤や鎮痛剤を使いたい時、新型コロナウイルスに感染しているかどうかわからないケースが大半だと思います。

そんな時はやはり、安全性を最重要視してアセトアミノフェンだけを活用するように意識しましょう。

「多分大丈夫だろう…」などといつものようにロキソニンなどを服用すると、思いがけず重症化してしまう可能性は十分にあります。

薬には副作用がつきもの

サイトカインストームに限らず、薬を服用するという事はつまり副作用のリスクを受け入れる事を意味します。

普段何気なく飲んでいる解熱剤や鎮痛剤が自分の体にとってどのような影響を及ぼしているかは、実は薬を処方するお医者さんや薬を製造している薬剤会社ですら分かっていない事がほとんどなのです。

特に複数の薬を服用しているような場合や、そこにサプリメントまで絡んでくると本当にどんな影響があるか分かりません。

我々は少々薬に対して無防備すぎるんじゃないでしょうか?

その薬が本当に必要なものなのか、その薬を飲んでいるがために被っている体調不良が存在するのではないか?といった事を、今一度考え直してみる必要があるでしょう。

体調面だけではなく金銭的な面においても、医療費に相当の金額を使っている方の場合、病院にかかる以外の方法で健康を手に入れる術を可能な限り模索するべきでしょう。

糖質制限なんかは正にその典型ですが、病院に通うことなく、薬を処方されることもなく健康に暮らす生活は、意外と簡単に手に入るものかも知れませんよ?

何れにしても、薬を飲まずにいられるなら、それに越したことはないんですから。

参考サイト:ドクター江部の糖尿病徒然日記 (http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5231)