椅子(デスクチェア)を買う時の注意点、必要な機能と不要な機能

自宅で椅子(デスクチェア)を買う場合、どれにしたものかと色々悩みますよね。

合皮かメッシュか、背もたれは高い方が良いのか、足置きは必要かなどなど・・・悩み出せばキリがありません。

そこで今回はデスクチェアを選ぶ上で絶対に注意した方が良いいくつかの点について説明させて頂きます。

デスクチェアを選ぶときに注意するべき重要ポイント

今回想定する状況は、自宅の机で使う椅子として一般的に「デスクチェア」といった名前で売られているような商品を活用するというものです。

会社で利用するデスクチェアといった文脈とは多少異なります(もちろん共通する点も多いです)ので、その点はご了承願います。

座面は可能な限り低く出来るタイプが良い

 

アイリスチェア説明01
©IRISPLAZA

座面の高さについては人それぞれ体格的な問題や好みの問題があると思います。

しかし一般に、高くする上ではある程度余裕がある事が多いですよね。

問題は低くしたい時なんですが、デスクチェアの構造(シリンダーを用いた高さ調整)から言って、「最も低くしてもここまでしか低くならない」という事になってしまいます。

ですからデスクチェアを選ぶときは出来るだけ最低座面を低く出来るタイプの椅子を選択するのが良いでしょう。

これは小柄であったり好みの問題で低座面が良い場合だけではなく、後にチェアパットを使うことを想定した場合にも断然有利だからです。

チェアパットを使えば座面のクッションがヘタっても問題なく座る事ができますし、そうでなくても座り心地を良くするために活用する人も多いですよね。

しかしチェアパットを使うと、パットの厚さ分だけどうしても座面が上がってしまいます

そのことを考えると、やはり最低座面を出来るだけ低くできるものを選択しておくのが良いだろうと思います。

肘掛けは用途次第

肘掛けが付いているタイプと付いていないタイプ、高さ調整できるタイプと出来ないタイプと、ひじ掛けの選択もデスクチェアを購入する上では重要な要素です。

これに関しては用途次第といった面が強いです。

ほぼデスクワークに使うようなケースであれば肘掛けは必要ないでしょう。

液晶画面に向かってキーボードを入力するような用途であれば、基本的には肘掛けを使う事はありません。

一方で、ゆったりくつろぐような場面もそれなりにあるようなら、肘掛けの有用性はそれなりにあるものと思われます。

パソコンに向かって動画鑑賞をするような用途が多い場合には、肘掛けがあった方が良いかも知れませんね。

肘掛けを付けるのであれば、基本的には高さ調整のできるタイプをお勧めします。

高さ調整が出来ないタイプであっても、自分にとって丁度良い高さであるのなら良いのですが、基本的には中々そうも行きません。

あと肘掛けの選択で重要なのは椅子を収納する事を想定した場合、肘掛けがデスクと干渉して収納できないような事にならない事を事前に調べておく必要があるでしょう。

高さ調整のできる肘掛けであれば、最も低くした状態でデスクに収納できれば問題ありませんので、この点でも高さ調整のできる肘掛けの方が良いでしょうね。

座面のクッションは補強も可能

座面のクッションは当然肉厚である方が良いとは思いますが、これに関しては先述の通りチェアパットである程度補強できる点です。

座面クッションのクオリティは価格へダイレクトに影響しますから、予算に余裕がある方は座面クッションにもこだわると良いと思いますが、より安くという事を考えるのであれば、あえて座面クッションのクオリティには目を瞑って、チェアパットで補うという選択肢もアリでしょう。

最初は良かった座面クッションもだんだんとヘタってきますので、やはりチェアパットを上手に活用できるかどうかが重要となるでしょう。

価格にいとめをつけないのであれば、高級デスクチェアなどはクッションのヘタりもあまりなく使う事ができますが、お値段が桁一つ上がってしまうような事になりますので、自宅用のデスクチェアとしては中々勇気のいる選択になるでしょう。

背もたれは重要ではない

自分も色々なデスクチェアを使ってきましたが、背もたれの高さについては正直「ほぼどうでもよい」といった感想に落ち着いています。

いわゆるロッキング機能(椅子を倒して寝るような機能)が有用であるか否かは使い方次第ですが、ちょっと背伸びしたいといって程度の場合なら背もたれの高さは全く重要ではありません。

ロッキング機能はほぼ使わない

ロッキング機能(椅子の背もたれを倒したり椅子全体を後ろへ傾斜させて椅子の上で寝るようなスタイル)については、個人的にはほぼ使わないので要らないとの結論に至りました。

たとえばこれが会社での利用となると、ロッキング機能の出番もあるでしょう。

気軽に横になれる環境がないのであれば、ロッキング機能の有用性が発揮される可能性は十分にあります。

しかし自宅での利用となれば、寝たくなったら寝床へ行った方がはるかに寝心地が良いのは当然です。

それでもちょっとだけ休みたい時にロッキング機能が使えるんじゃ?と思ってロッキング機能付きのデスクチェアを複数利用してきましたが、結局使わなくなりました。

オットマン(足置き)もほぼ使わない

座面の裏に収納されていて引き出して使うタイプのオットマンが付いている製品もありますが、自分の経験上ではほぼ使いませんでした。

引き出すのが面倒というのもありますし、そもそも足置きを引き出してまで本格的に寝るような状況もありませんので、すこし横になりたいぐらいであればロッキング機能だけで十分です。

さらに収納式オットマンが装備されていると、座面の裏に厚みができてしまい、足をまげて座面裏へ入り込ませるような座り方をしづらくなるという点もかなりのマイナスポイントです。

メッシュ以外でも熱がこもらないような素材であれば問題ありません。

素材はメッシュが無難

皮張り(主に合皮)の場合、やはり夏場は汗ばむ事になります。

冷房がしっかり効いている前提であれば問題ないかも知れませんが、やはりメッシュ素材で通気性を優先した方が良いでしょう。

ゲーミングチェアはデスクワークには向かない

ゲーミングチェアをデスクワークで使っている方も結構いらっしゃると思います。

自分も一つ購入してみましたが、正直言って大きくて場所を取る割にはあまり有用ではありませんでした。

自分が購入したタイプは座面が広く、そのせいで座り心地がどうも落ち着かないような印象になっていました。

ひょっとしたらゲームに長時間没頭する上では有用なのかも知れませんが、デスクワークをする上では無駄に高い買い物だったように思えます。

さらにゲーミングチェアもピンキリですので、安いゲーミングチェアは絶対に購入しない方が良いです。

安いゲーミングチェアは形状だけゲーミングチェア然としていますが、その実態は無駄に大きくて座り心地が微妙な椅子である場合がほとんどでしょう。

もしゲーミングチェアを購入するのであれば、ある程度のお値段は覚悟した方が結果的に満足度も高くなるのは間違いないでしょう。

created by Rinker
Bauhutte(バウヒュッテ)
¥38,000 (2021/09/27 08:23:50時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
Bauhutte(バウヒュッテ)
¥40,500 (2021/09/27 08:23:50時点 Amazon調べ-詳細)

安物買いの銭失い

色々なデスクチェアを試してきて実感しているのは、やはり安い椅子はお値段なりのクオリティになってしまうという事。

なので個人的にはせめて1万円程度は予算を見積もって、出来れば2万円ぐらいまで余裕をもった予算で椅子を選択した方が良いと強くお勧めします。

しかし難しいのが、たまにそこそこの値段なのにクオリティーが微妙なものもあるという事。

つまり、安い椅子=安いなりではあるものの、高い椅子=高いなりとは限らないという点が厄介な所です。

そういった意味では、やはり実績のあるメーカーやショップのデスクチェアを選択するのが無難でしょう。

自宅用デスクチェアの重要ポイントまとめ

ここまでのお話を整理すると以下のようになります。

  • 座面はできるだけ低くできるタイプが良い
  • 肘掛けは付けるなら高さ調節可能なものを選択するべき
  • 座面クッションはヘタったらチェアパットを活用
  • 背もたれの高さはあまり意味がない
  • 自宅利用だとロッキング機能やオットマン機能は使わない事が多い
  • 素材はメッシュが無難
  • ゲーミングチェアはデスクワーク用途にはあまり向いていない

この中で最も重要な点は、座面の高さです。

座面の高さについては中々目が行きづらい点だろうと思いますので、是非とも注意して椅子を選んで頂ければと思います。

基本的にデスクチェアも、信頼のおけるメーカー・販売店のものであればお値段にクオリティが比例します。

座面クッションのクオリティを犠牲にすれば、それなりに安いデスクチェアを入手する事も可能です。

より安くという事であれば、1万円以内で買えて座面をしっかり低く出来るものの中から選択するのが良いでしょう。

もう少し予算に余裕がある場合なら、例えばこちらの商品などはおすすめです。

created by Rinker
コクヨ(コクヨファニチャー)
¥16,556 (2021/09/27 11:46:03時点 Amazon調べ-詳細)

こういった、信頼度の高いメーカーの2万円前後の価格帯が自宅利用のデスクチェアとしては最も無難だと思います。

しかし一番良いのは、やはり実際に座って見てから購入することです。

是非お近くの家具屋さんなどへ出向いて良い商品を探してみて下さい。

その際は普段使う事を想定した服装、さらには靴を脱いで座ってみる事を強くお勧めします。

それでは良いデスクチェアとの出会いがありますように。