スマホの写真データサイズを元から小さくする方法【解像度変更でデータ量節約】

スマートフォンを使っていて蓄積して行くデータナンバー1は、何といっても写真データではないでしょうか。

何かあるとすぐにパシャリ、そんな習慣が付いている人は非常に多いですよね。

自分も正にそんな習慣を持つ人間の一人でして、気が付いたらスマホのデータ容量が写真データに圧迫されてパンパンになっています。

そんな何かと写真を撮りたがりな人にお勧めしたいのが、スマホの写真データを小さくしておく事です。

最近のスマホはカメラのクオリティーも非常に高く、普通の用途ではまったく必要としないレベルの画質を実現できる状況が整っています。

しかし、その分画像のデータ容量も大きくなってしまうんですよね。

そこで今回は、カメラアプリの設定で保存する画像のデータサイズを小さくしておく方法をご紹介します。

ちなみに今回の説明で自分が利用しているのはXperia SO-02Jという機種であり、OSはアンドロイドです。

恐らくはiOSでも同じような設定は出来るはずですので、使っている機種関係なく参考にして頂ければと思います。

写真のデータサイズを予め小さく設定する方法

※今回自分が使っているのはXperia SO-02Jにプリインストールされていた「カメラ」というアプリです。同じような設定は他のカメラアプリでも可能ですので、おおよその流れを参考にして頂ければと思います。

まずはカメラアプリを立ち上げます。

Xperiaカメラアプリ1

そうしたら画面左下付近にある歯車のマーク(設定項目)をタップします。

Xperiaカメラアプリ2

するとこのように各種設定を行える画面が表示されますので、その中から「解像度」の項目を選択します。

Xperiaカメラアプリ3

すると、いくつかのパターンから解像度(画像の綺麗さを表す単位、数字が大きいほど綺麗な画像である代わりにデータ量も大きい)を選択できるので、ここで小さなデータ量の画像を選択します。

4:3と16:9がありますが、これは画像の横幅:縦幅の長さ比率です。個人的に写真に関しては4:3がしっくりくるのでそちらを選択していますが、これに関してはお好きな方を選んでもらって構いません。
ちなみに23MPと8MPでは数値的に3倍程度の差が付いていますが、実際にほぼ同じ構図で解像度を変えて写真を撮ってみたところ
8MP画像
23MPの方は7.17MBのデータ量、対して8MPの方は2.06MBのデータ量となっていました。
データ量は被写体によっても変わるので常に同じ割合の差が付くわけではありませんが、概ねデータ容量を1/3以下には出来そうですね。

実用性を超越しているカメラ性能

最近のスマホカメラは本当に高性能で、正直よほどカメラに拘りがある一部の人以外はスマホのカメラさえあればカメラ単体を所有しておく必要性は皆無といって良い状況ですよね。

しかも最近は画像データを手軽に持ち運べる事が当たり前になった事、そしてそのデータを保存しておくことが当たり前になったことで、「写真を印刷する」という事が極端に少ないのではないでしょうか。

写真の使用用途としてはLINEのようなメッセージアプリでの利用、あるいはツイッターやインスタグラムのようなSNSでの利用がメインでしょう。
そうなると、先ほどの画質設定で登場した高画質設定は正直ほとんど無用の長物であると言えます。
LINEやツイッターあるいはインスタグラムで掲載する程度の用途であれば、もう少し画質を抑えた代わりにデータ容量の小さい設定にしておいた方が、確実に実用的には便利だと言えるでしょう。
データ容量が1/3になれば、今までの3倍までは写真を保存しておけるという事ですからね。
これからのスマホカメラでは、高画質ばかりではなく、その人の用途にあった「適切画質」を提示できる事が一つのトレンドになる可能性もあるのではないかと個人的には予想しています。
実際にそんな風潮が訪れる可能性は決して低くないと思いますが、時代が追い付くより先に自分自身にとっての適正な画質を模索するのも、それはそれでスマホユーザーとしての嗜みかも知れませんね。